日本が戦争に負け近代化への道を進み始めたころ、日本ではアパートが都市部を中心に人気となり、そこへ賃貸で入居する人が増加しました。
都市部への人口増加に伴い、一軒家の賃貸料金が高騰したためこうしたアパートの賃貸が増えたのです。 と同時に、各家庭化が進んだため大所帯ではなくなり、家賃相場も安定し敷金礼金の制度も見直されるようになったのです。
近所づきあいという関係が薄れた都市部では、東京の賃貸を中心に敷金礼金の軽減が進むようになりました。 特に礼金は感謝の気持ちを込めたものなので、近所づきあいのない現代人には不必要なものとなり、賃貸相場を大きく変えるほど軽減されたのです。
現在、賃貸を都市部でする場合にはそのほとんどが礼金を無しかあっても2カ月程度の料金に設定しています。 こうしたはっきりした数字こそが、古くから残る賃貸の仕組みが現代人には合っていないことを示しているでしょう。
また都市部では、バブル崩壊後に賃貸だけの大型マンションが数多く建設されています。 これは、分譲にするよりも賃貸の方が気軽に移動出来て、またサービスもマンション側がいろいろ行って便利という理由があります。 賃貸をすることで、自分では家の手入れをしなくていいというメリットを最大限に活かした結果といえるでしょう。
大型の都心部であればあるほど賃貸しかない高層マンションは人気を高め、そして高層化していきます。 有名な六本木ヒルズも賃貸マンションとして、そのほとんどを貸し出しています。 賃貸料金も安くて100万円前後と、ふつうの賃貸マンションとは価格層が明らかに異なる賃貸マンションとして人気を集めています。